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執筆者の写真ユーミン

生成AIにできない事とは?


2024年、チャットGPTなどの生成AIが私たちの生活や仕事に一気に浸透したと思います。

私たちも色々な場面でずいぶん便利に使わせていただいています。

そこで、生成AIが苦手でできないことが、今後のビジネスにおいて重要ではないかと思い、生成AIにできないことは何か?チャットGPTに聞いてみました。 以下に紹介したいと思います。


1、生成AIにできない事は何か?


生成AIは非常に強力なツールですが、限界もあります。

以下に、生成AIが苦手またはできないことを挙げます。

1)完全な独創性


生成AIは、過去のデータに基づいて生成を行うため、完全に独自のアイデアや創造は困難です。新しいものを作る場合でも、元となるデータやコンセプトが存在します。

2)正確な最新情報の把握


生成AIのトレーニングデータは一定時点までの情報に基づいています。そのため、最新のニュースや技術、特定のリアルタイム情報については正確でない可能性があります。ただし、リアルタイム検索機能と組み合わせることで補完は可能です。

3)感情や倫理的判断


人間のように感情を持つわけではなく、倫理的な問題についてもルールやパターンに基づいて対応するだけです。文脈を理解して倫理的な回答をすることはできますが、人間の深い共感や複雑な感情的判断には限界があります。

4)実世界での行動


AIは物理的な行動をとることができません。例えば、料理をする、建物を建てる、物理的な修理をするなど、実際の世界での実践的な行動はできません。

5)専門的または精密なタスクの実行


高度に専門的な分野(例: 特殊な医学診断や非常に複雑な数学的証明など)では、間違いや不正確な情報を提供する可能性があります。また、正確さが求められる設計図や法的文書の作成も人間の確認が必要です。

6)人間特有の価値観や文化的なニュアンスの完全な理解


AIは文化的背景や文脈をある程度理解できますが、人間の価値観や文化的な微妙なニュアンスを完璧に捉えるのは難しいです。特に、皮肉や曖昧な表現は誤解されることがあります。

7)完全に安全な結果の保証


生成AIの出力は予測に基づいているため、予期しない結果や不適切なコンテンツが生成される可能性があります。これには、偏見やステレオタイプが含まれる場合もあります。

8)倫理的または違法なタスクの実行


倫理的、違法なタスク(例: ハッキング、偽造、スパム生成)を意図的に支援することは設計上不可能です。また、これらのリクエストに対して制限が設けられています。

生成AIは人間のサポートツールとして非常に有用ですが、完全な代替にはならないことを理解することが重要です。



↓「人間の思いやりと創造性」を象徴する画像をチャットGPTに描いてもらいました。

「優しさの象徴となる花を渡す瞬間を描きました」との事です。



2、実世界での行動がキーワード!?


生成AIにできない事の中で、一番わかりやすいのが「実世界での行動」ではないでしょうか?

そう考えると美容師・理容師の仕事は実世界でないとできない仕事なので、これからの時代も必要とされる職業ではないでしょうか?


皆さんもご存知のお笑いコンビ、キングコング西野さんが自身の動画でとても興味深い話をされていたので紹介したいと思います。


生成AIでできない事は、まさに実世界で起こっている事


・時間

時間は生成AIでは作れない

樹齢◯年とか、すでに経過してきている時間は作れない


・土地

地球上の土地は限られており、生成AIで作れない


・過程(プロセス)

生成AIはいきなり結論を出してくれるツールなので、その結論に至るまでの過程がない


・癒着

人間関係の距離の作り方もできない


・思い出

人間的な感情やその人の生きてきた経過の中にあるので生成AIでは作れない


以上の5つをキーワードに挙げられていました。

そしてこれからのサービスはこれらの要素があることが重要だと話されていました。



3、結果よりもプロセスに価値がある


生成AIにできない事は、人間、あるいは人間社会特有のものであり、時間・プロセス・思い出など「どのように生きて来たのか、また生きていくのか」という人間としての生き様のように思いました。

ビジネスにおいても「人間らしさ」がポイントになるのではないでしょうか?


同じ事業でも、その理念や、そこに至るまでのプロセス、どんな人柄の人たちが行っているのかが重要で、そこを基準に消費者も商品(サービス)を選ぶのだと思います。人気の美容師さんの多くは、SNSで自分の人柄を出し、お客様のビフォー(施術前)アフター(施術後)をリアルに発信しています。特にアフターのお客様の喜ぶ表情が臨場感を高め、それを見た同じように悩みを持つお客様が、まさにプロセスに感動し、その美容師の元へ駆け込みます。多分、距離とか、金額とは関係ないでしょう。


美容室の求人においても同じです。美容室は飽和状態と言われる中、数は増え続け、求人を獲得するために福利厚生や雇用条件などがどんどん良くなりました。もはや好条件は出尽くした感があります。そして今や、大まかに言うと福利厚生や条件面では横一線です。

そこで、これから選ばれる会社になるには、理念やプロセスを発信し、そこに共感してくださるお客様(求職者)を集めることがますます重要だと思います。AIが生成AIへと進化したように、私たちも、もっと理念やプロセスを重要視し、発信していく必要があると思います。


私たち美容業界の求人会社も同じ事です。大きな会社から弊社のような小さな会社、他業種から参入される会社、また個人でやられている方、美容師の副業でやられている方など、求人に関わる事業者が本当に増えて来ました。


同じ求人サービスでもビューティープロを選んでいただけるよう、理念やプロセスを発信し、機械的、事務的、商売的ではなく、血の通っている人間らしく活動していきたいと思います。






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